キャンディルグループ 導入事例のご紹介丸ノ内ホテル

“都会のオアシス”をコンセプトに現在の地に2004年に移転オープンされた丸ノ内ホテル様には、客室用エレベーターのカゴの中や1階エントランスの自動ドアなども含め、館内のあちこちに素材として温かみを感じる木がふんだんに使われています。

移転オープン後は、設備担当者やハウスキーパーが各自工夫をしながらメンテナンスをされていましたが、専門外のスタッフが対応することに限界を感じるケースもあったそうです。

「客室にも木の部分が多いのですが、海外製の特注品を含む客室内の家具やドアなどは修繕にあたり木目のぬくもりや温かさを損なわずにかつ、ハイグレードホテルとしての高い完成度の仕上がりを望むので、ノウハウと高度な技術を持つ職人さんに携わってほしいと考えておりました」（株式会社 丸ノ内ホテル 宿泊部長 長谷川 景一氏）

そんな折、長谷川氏が同じ三菱地所グループのロイヤルパークホテル様を訪問した際にリペア後の調度品を目にする機会があったそうです。

「その仕上がりの良さに驚きました。キャンディルグループのキャンディルテクトさんに依頼していると聞き、紹介してもらったところ、すぐに来ていただきました」（長谷川氏）

丸ノ内ホテル様では205室ある客室のドアも木製です。最初に丸ノ内ホテル様からキャンディルテクトにご連絡をいただいた当時、かなり傷みが激しく、『さすがにもう直すのは無理、取り替えるしかないかもしれない』と丸ノ内ホテル様の設備担当者があきらめかけていた、客室のドアがありました。

「キャンディルテクトさんに見てもらうと『リペアできます！　ぜひデモンストレーションさせてください』と快い返事がありました。実際、ものの30分くらいで目の前で綺麗に直していただけたので本当に感動しました。仕上がりはもちろんのこと、事前の説明も丁寧でしたし、リペアスタッフの対応もよかったので信頼できる企業だと思い、取引を開始しました」（長谷川氏）

キャンディルテクトのリペアサービスを利用する前、客室担当スタッフは“客室の清掃の品質”だけに意識が向きがちだったそうです。

「傷や汚れなど、わずか一点のほころびでホテルが格付けされるようなことがあってはならないと感じています。キャンディルテクトさんのリペアサービスを利用するようになってからは清掃に限らず設備や調度品も最高のコンディションで提供することが自分たちのミッションであると客室担当スタッフの意識が変わりました」（長谷川氏）

現在は客室のほか、レストランや共用部にもキャンディルテクトのリペアサービスをご利用いただいています。

「客室のリペアサービスに加え、感染症対策として抗ウイルス抗菌コーティング（レコナ エアリフレッシュ）を館内の主要箇所に採用したことで、社内でのキャンディルテクトさんの認知度が向上し、高い技術力が知られるようになると、レストランや共用部からも依頼が来るようになりました。館内各所に設置した、手指消毒用アルコール消毒液によって、エレベーターのボタンやドアノブなど人が頻繁に接触する箇所の塗装に傷みが生じてしまうケースもありましたが、傷んだ塗装もキャンディルテクトさんのリペアサービスによって修復できたので大変助かりました」（長谷川氏）